シビアな話

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 どうもいざコラム風を書こうとすると、
なかなか書くことが思い浮かばない。
色々考えることはあるし、
言いたいこともあるんですが、
その都度何かに書いておかないと駄目ですね。

 ついフェイスブックで書いてしまうと、
「まっいいか。」となってしまう。

 少々重たいですが、
今日は不妊治療にも関係する、
障害のお話。

 今まで10数年不妊治療をやってきて、
実際に障害児の出産を耳にしたのは1例のみ。
ただこの方はかなりの重い障害を持った子どもを出産されました。
それこそ付きっきりで介助が必要で、
何かあれば即一命に関わるような重い障害。

 ただこの方は元々医療の携わる方だったことと、
非常に素晴らしい人間性を持った方だったため、
立派に育児をされています。

 それ以外に、
患者さんとして関わった方のお子さんが障害児だったこともありますし、
新たに判明した方もいらしゃいます。
障害の程度や種類も様々ですが、
健常児よりは手も掛かりますし大変なのも事実です。

 子どもを産み育てると言うことは、
そうしたことも本来は覚悟するものでしょうし、
それを協力して出来る相手と結婚するべきでしょう。
不妊治療に来院される方は、
思い掛けず子どもが出来てしまった親御さんと違い、
そうしたことを考える準備期間がありますし、
高齢の方も多いですから、
どうしても障害児のことは考えるようです。

 ただそればかり気にしていては、
妊娠自体が非常に重苦しいものになりますし、
妊婦時代を楽しむのは難しいですよね。
それに実際には、
産後に事故や病気で思い掛けず障害を持つことも多いですから、
気にしても仕方ない部分もあります。

 私自身も子どもが4人いますが、
思い掛けず子どもに何か起こるのではないかという不安は、
正直度々頭を過ぎります。
今までにも高熱でうなされる子どもを見て不安だったことも、
ブランコから落ちて鎖骨が折れたときに、
脳障害が起きていないかと不安だったこともあります。

 前歯を折って血だらけの子どもは二人いましたし、
みんなで集まっても一人だけ落ち着かず飛び跳ねていた子どもも二人いました。
何度言っても同じ失敗を繰り返す子どもや、
身内のたばこを飲み込んで救急車で運ばれた子どもも。
4人で一通り色々やらかす子どもを見ていると、
うちは単に運が良かっただけではないかとも思いますので、
こうしていれば安心だなんて言えません。

 それでも自分の子を持つことは喜ばしいことですし、
腹が立つことも多い反面、
子どもで救われることも非常に多い。
だからそれを望む多くの人に還元したいなと日々思います。

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